九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

転職に向かない人 その①

(人事の目で読み解く企業ニュースより抜粋)

40代以上の転職「成功する人の特徴3、失敗する人の特徴6」

「転職に成功する人は専門性が高く、幅広い知識や経験に加えて、バランス感覚があること、若い人とコミュニケーションがとれることが大事になります。逆に失敗する人は、我が強く、自分のやり方を曲げない人で、なおかつプライドが高い。例えば、前職が部長だったという優越的な意識がどこかにある人は、謙虚さに欠けた行動をしてしまいます。新しい会社にはその会社のやり方がありますが、それに溶け込めずに俺は昔からこうやってきたからこれでいいんだと押し通してしまう。一度入社しても、結果的に職場の同僚や経営陣と対立して退職してしまうケースもあります」

失敗の要因として掲げるのが……。

(1)我が強すぎる(柔軟性に欠ける)
(2)プライドが高く謙虚さに欠ける
(3)古巣との比較をついしてしまう
(4)過去の人脈や地位にこだわる
(5)役割や職責への理解不足
(6)自信がからまわり(能力の陳腐化)

逆に成功要因としては……。

(1)明るく、若々しい
(2)バランス感覚・柔軟性に優れている
(3)立ち位置、役割、空気が読める

…昨日、このような記事を見つけ、一部抜粋させていただきました。
参考程度に読んでください。

そして、これもその記事の中にありました。

(転職が難しいと思う人柄として挙げられる特徴)

①他責傾向がある
②謙虚な姿勢に欠ける
③仕事のやり方、方針にこだわりがあり、柔軟性がない
④成長意欲が低い
⑤慎重すぎる傾向があり、決断に時間がかかる
青い鳥症候群
⑦人と信頼関係を築く(仲良くなる)まで時間がかかる
⑧自己肯定感が低い

読んでみて、まさにその通りだなと。
これって、典型的な「転職に向かない人」です。
順番に見ていきましょう。

①は、自分に非はないと思い、全て他人に責任を負わせるタイプ。
つまり、責任を負いたくない、面倒なことから逃げ出したいと思ってると言ってもいいかもしれません。
仕事には誰でも多少の責任感が伴います。
派遣でペーペーの私でもそう。
それなのに、自分は悪くない、他人が悪いと全て責任転嫁する人がかなりの割合でいます。
困ったことに、いわゆる上司と言う立場の人にもこのような人々がいたりします(部下は溜まったもんじゃありませんよね💧)
転職してからは、まぁ初めのうちこそはまだ環境になれてないので、多少は見逃してくれる事もありますが、転職=一応社会人としての経験はあるわけで、当然だんだんとそれなりの責任も伴ってきます。

特に最近は会社に余裕のない場合が多く、転職して間もなく、右も左も分からないうちに責任を伴う仕事も早いうちから任される事になりがちです。
そこでミスやクレームが出た場合。
ミスは100パーセント誰にでも発生し、ないほうがおかしい。その上で、どう対処するか。

多くの人は上司に報告、謝罪し、指示を仰ぐことになると思います。誰もが嫌な思いをしますが、まさかスルーする訳にはいかないし、ミスは自己責任でもあるので、とにかく迅速に対応するのが肝心です。
上司に、ミスの度合いによっては機嫌を損ねたり注意されたりされるでしょうが、それでも大抵は何らかの形でフォローしてくれるでしょう。

ところが、これらの事を丸投げする人がいるのです。
ミスしても報告せず、知らんぷり。
そうこうしてるうちに、ミスに気づくことなく作業が続けられ、気がついたときには取り返しがつかなかったり、これまでの作業が無駄になってたりする。

慌てた上司や作業者が本人に問うものの、要領の得ない応答でらちが明かない。
それどころか本人にまったく反省が見えず、何で自分が?と言う態度。

この手の人が、特に中高年の転職者に増えてきてるようです。
恐らく、これまでの経験やキャリアがそれなりにあり、当然プライドもある。
そうなるとどうしても自分の非を認めたくなく、素直に謝罪することが出来ないのかな、と。
特に指導者や上司が年下だったり、女性だったりすると顕著らしいです。

②も、①と関連しますよね。
謙虚さが欠けるから、平気で他人に責任を丸投げする。
中高年の転職に一番必要なのは、職場では自分が一番下だと言う謙虚さ。
過去のキャリアや経験は、意外に役に立たない事が多いのです。
その会社独自のルールややり方があり、それに転職者が合わせていかなくてはならない。
例え自分がこれまでに培ってきたやり方の方が効率が良くても、仕事に慣れるまではそれを前面に出すのはあまりいいとは言えない(上司を説得して納得してもらえるなら話は別ですが)。

まず、一旦自分の過去やプライドは捨てて、謙虚に今の会社や職場に順応する。
その上で、必要だと思えば過去の経験を生かした行動に出るのはアリだと思います。
しかし、中にはいきなり過去の経験やキャリアをアピールしてくる人がいるのが現実。
恐らく、面倒なことは省略して、1日も早く仕事を任されたいとの思惑があるのでしょう。
でも、謙虚さがなく、ただ図々しいだけの人間に誰が仕事を任せたいと思いますか。
転職先でうまくいってる人は、ちゃんと前段階を踏まえて行動していますし、責任感も強い。

残念ながら、こういう方々は少数派ですが。
大半は謙虚さに欠けている、又はこれも厄介なのですが謙虚すぎる、下手に出過ぎる極端な方々だなと言う気がします。

私は割と謙虚に作業が出来てる方だと思います。
作業が細かいので凡ミスは多いけど(汗)、ちゃんと上司や同僚に報告していますし、少しでも気になることはその場でなるべく聞くようにしています。
そうでないと仕事がやりづらいと言うことを、過去の職歴で学んだので。
同僚からも有り難いことに、色んなアドバイスや忠告、時には叱責もしてくれますし(これ肝心。されなくなったら終わり)。
ただ、謙虚すぎる態度にならないように気を付けています。こういうタイプの人は、少し図々しい態度を取ってもOKかな。但しそれに味を占め、本当に図々しくなる人もいるので程々に。

次は③以降について書きます。
ちなみに私は、後半⑤~⑧まで該当します。
それもまぁ、追々。