九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

アラフィフスキルなし独身仕事不安定の末路

最近不安定ぎみで、なかなかブログを書けない状態が続いてます。

それでも、仕事はちゃんとしてます。
先の見えない仕事でも、しっかりやらないと契約してもらえないので、コツコツとやるしかありません。

今日のタイトルですが、20代の女性がタイトル通りの女性を見て「ああ言う風にはなりたくない」とブログに書いてあって。

私まさにその通りなんですが、若い女性にはせめてスキルか正社員若しくは好きな仕事か、あとは結婚はした方がいい、つまり3つのうちの1つは手放さない方がいいよ、と言いたいです。

偉そうな事は言えないけど、もしスキルがなくても結婚していれば正社員に拘らなくてもいいわけですし、逆に結婚できなくてもスキルや仕事があれば一人でも生きていける。
なので、まずは正社員の仕事でスキルを身に付ける。
またはまっしぐらに結婚相手を見つける。
それを強くお勧めします。

私は20代の頃、正社員として働いていたけど、正社員って何だかんだ言って守られていたんだなと思います。
と言っても、今でもその会社で働いてる事は想像できませんが。

今は正社員であっても、不安定な会社も多々あるようですし、非正規でも安定している所もあります。
どちらがいいかと言われても難しい所ですが、精神を病むくらいなら、精神的に負担の少ない職場が望ましいと思います。
生活のために正社員にしがみついていても、体や心を壊してしまっては意味がありません。
健康な体がないと、働くこと(お金を稼ぐこと)が出来ませんからね。

今の正社員は、本当に心身ともにハードだと思います。特に周りが非正規ばかりだと、全てを背負わなくてはならないので大変だなと思います。
今の職場は、正社員が僅かひとり。
その人を見ていると、かなりがむしゃらに頑張ってるようですが、あまり報われてないなと感じます。
一方、他の人たちは全てその人に面倒なことを押し付けているのです。
一言目には「正社員ではないから(責任をとりたくない)」とよく言います。

こんな会社で正社員を打診されたら。
例え給料が上がっても、断るだろうなと思います。
とは言え、今の会社では正社員で採用される事はほぼないようですが(あっても契約社員止まり)。
今の私は、例えこの先生活に困ることになっても、正社員にはなれないと。多分心身ともについていけなくなるのが目に見えています。

転職に対する希望的な見方も、もうこの年ではほぼ不可能になってます。
よほどのスキルやキャリアがないと無理。
それは転職に苦戦している周りを見ていても分かります。

仕事探しをしている知人が、やっと重い腰を上げて今度派遣の会社見学に行くそうです。
そこは50代60代の派遣社員を雇ってる職場で、どちらかと言うと大手の企業です。
仕事はテレフォンオペレーター。
話を聞いて、大変そうだと思いました。
それでも知人の年齢ではそれがギリギリなのかな、と。
本人は工場など立ち仕事では働けない、と言うので、事務かテレオペ位しか選択がないんですよね。

そんなもんなんです。
アラフィフ以上でスキルなし人間に残ってる仕事なんて、肉体労働か精神的にハードな仕事しか残ってません。
それらのどこかに折り合いをつけてなっていかないと、もう働けないのです。
贅沢は言っていられません。

でも肉体労働は嫌、介護は嫌、人前に出る仕事は嫌、土日休みでなくては嫌、と言っていては、一生働けません。
結局、これまでにきちんとしたスキルを残さなかったのが悪いのです。

よく仕事がなかったらレジや掃除でいいわと言う、とんでもない人々がいますが、レジや掃除ってスキルがものを言う仕事ですよ。
スーパーに行って、てきぱきとこなす人もいれば、モタモタしてる人もいるでしょ。
掃除も、段取りを組んで素早くする人もいれば、与えられた場所の掃除だけでやっとと言う人もいます。
私はどちらもとても無理だと思いますし、それを仕事にしてる人って凄いと思います。

特に会社の掃除。
かつて色んな会社で働いてきたけど、それなりに広い会社でも、多分人件費をケチりたいからか、社員でローテーションで掃除をさせる所もありました。
中には、トイレ、洗面所、ロッカー、食堂など全てを社員がする所も。
当番の日は朝早く出社しなくてはならなかったり、逆に終業後にしたりしてました。
その片手間にする掃除が凄く大変だったので、それをメインにする人の大変さは分かります。
トイレなんて、結構有り得ないほど汚いですし。

私自身の末路は、決して明るいものではありません。ひょっとしたら契約を打ち切られる可能性もあるし、体が悲鳴を上げるかもしれません。
ただ今は、それでも何とか働けているので、良しとしないと。
昨年の今頃は(正式に言うともう少し後だけど)、かなり精神的にボロボロで、ゲッソリとやつれて、人間壊れる手前だった事を考えると、有り難いと思わなくては、です。

20代のオネエチャンからしたら、私はまさに反面教師そのものだと思います。
だから老婆心ながら言います。
精神的、肉体的負担が強くない限りは簡単に正社員の座を捨てないで。
一度その座から道を外すと、這い上がるのは難しいから。
あと、スキルやキャリアを積むことが難しいなら、婚活して結婚して、パートや派遣などで働く道を作って。
専業主婦は今のご時世難しいかもしれないし、なるべくどんな形であれキャリアを積んで(ブランクを作らない)。

私は結婚しなかったことも、正社員を退職して仕事を転々とした事も後悔してないけど、働くためのスキルをを積まなかった事は後悔してます。
今一番欲しいのは、スキルかな。
もし20代に戻れるなら、一生もののスキルを身に付けたい。
そうすれば、今より惨めな人生にはならなかったと思うから。

それが叶わない今は、与えられた場所で地道に働くしかありません。
あと何年働けるだろう💨