九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

令和はアンダークラス時代到達?そして平成を振り返る

今日は平成最後の日。
何かあっと言う間でしたね。
私は社会人として殆どの時代を平成と共に過ごしてきましたが(昭和63年入社)、この30年で大きく変わったな、と思いますね。
それも良くない方にばかり💨

先日、ある記事を見つけました。
その中に「アンダークラス」と言う言葉を見つけました。

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非正規労働者のうち、家計を補助するために働くパート主婦、非常勤の役員や管理職などを除いた人たちを「アンダークラス」と呼ぶ。
アンダークラスの数はおよそ930万人に上り、就業人口の14.9%を占め、社会の一大勢力になりつつあります。平均年収は186万円で、貧困率は38.7%と高く、特に女性の貧困率はほぼ50%に達しています(記事より抜粋)

このアンダークラス、つまり貧困層非正規社員の増加が、平成の労働を物語ってると思われます。
もちろん私もその中の1人ですし、1000万人近くいると言うことは、決して珍しい存在ではなくなってるのが分かります。
中には、社会人になってからずっとアンダークラスと言う人もいるでしょう(いわゆる就職氷河期世代など)。

ピラミッドを見てみると、パート主婦より下層になります。
パート主婦は、別に自分が働かなくても生活に困らない人が多い筈(そうでない人もいますが)。
一方アンダークラスは、自分が働かないと生活が成り立たない人が殆どだと思われます。独身だったり、シングルマザーだったりなど。社員と同じように働いても、年収はかなり抑えられている現実。それでも働かざるを得ない。

転職したくても、まず40代以上では正社員は超狭き門であります。
たまたま見つかっても、実はブラックと言う会社も多いです。
ハロワに通ってると分かるのですが、正社員と言う名ばかりの求人の多いこと。
恐らくハロワの求人の8割位がそんな感じだと思います。
残りの2割を、大勢の求職者たちで競うのですから。
ネットでも探せますが、こちらはキャリア向けの求人が多いです。
なので、ある程度のキャリアのある人はネットで探した方がいいと思います(そもそもそういう人は、ハロワは利用しないだろうけど)。

そうなると不安定でも非正規にならざるを得ないのです。
私は正社員を脱落後、様々な職に就きましたが、非正規でも本当にピンキリです。
ブラック臭のする所もあれば、給料が安い以外はホワイトの所もありました。
私が1番こだわったのは、非正規でも社保完備であること。
なので、これまで無職時代を含めて、保険料を滞納したことはなく、しっかり納めてます。
まぁ年金は微々たる金額しか貰えないとは思いますが、少しでも貰えるに越したことはありませんからね。
あとは車通勤なので、交通費が貰えること。今派遣なのですが、派遣だと交通費が少ないんですよね😢その点、パートなど直接雇用だと交通費はしっかり支払われますし。せめて、1ヶ月のガソリン代位は欲しいなぁ(またガソリン代上がるみたいし)。

派遣は時給はいいけれど、メリットはそれ位です。個人的には派遣は向いてない気がする💧
だから私は、今の会社での直接雇用(但し正社員ではない)を目指しているのですが、果たしてどうなることやら。
直接雇用になると、まず少しだけどボーナスが支給されます。
それに、給料が時給ではなく月給になります。
更に交通費も定額貰えると思われます。
そして、65歳まで働ける権利が保障されます。
給料は多分安いと思いますが、それでも毎月決まった金額を貰うことが出来て、かつボーナスが支給されたらそれだけで有難いと思います。
なので、そうなれるように頑張って、アンダークラスから脱出したいです。
…と言っても、限りなくアンダークラスに近い層には変わりないと思うけど。

元号が令和に変わり、やがてアンダークラスの人数も1000万に達し、ひょっとすると「アンダークラス時代」がやって来るかもしれません。
しかしそれは、経済的には決していいとは言えません。
更に秋の消費税増税が追い打ちをかける気がします。
更に更に、巷で囁かれている「リーマン級の世界不況」が訪れた暁には、アンダークラスが激増するのは間違いありません。

それどころかまた、リーマン時代の派遣切りのように、職に溢れた人々が増え、ますます貧困問題が深刻化しそうです。
今、元号改正&長い連休で世の中は浮かれまくってますが、令和時代はそう言う意味で貧困化が更に拡大する危険性があると言うのを、国民がしっかり理解しないといけません。

私は今年50歳になりますが、今度仕事を失うと、もう働ける場所は限られてきます。なので、そうならないように今は置かれた場所で何とか留まり、頑張って行こうと思います。

転職を繰り返して来た、と言う意味では激動の平成時代ではありましたが、令和時代は個人的には腰を落ち着けて働くことが出来、そして世の中が少しでも労働者によって働きやすくなるといいなと思います。

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