九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

令和の働き方を考える

改元に伴う10連休も、いよいよ今日が最終日。
明日からは、また仕事の日々に戻ります。
今年度はカレンダーの曜日配列のお陰で、お盆も年末年始も長期休暇で有難いです(収入的には痛いけどね💧)。
しかし…GW明けから次の海の日までが長いんですよね。
いつも思うのですが、6月に祝日が欲しいなと思います。
まぁ、有休を取ったりして、何とか凌ぎましょう。
皆さん、五月病には気をつけて、明日からの勤務や通学に励んで下さい。

前の会社に勤務していた時、私は何度も朝になって「仕事行きたくない…」とギリギリまで思ってたことがあります。
ある出来事がきっかけで、それは約3ヶ月間続きました。その間に、お盆休みがあったのですが、休みに入ってからもずっと憂鬱で休んだ気にならず、仕事明けの日体を無理矢理起こして、重い体と気持ちのまま会社に行った記憶があります。結局鬱っぽかったのですが、本当に辛い人は、休みでも心から楽しめず、休み明けのことを考えるだけで憂鬱になる状態なんだなと感じました。
なので、このような状況に陥ってる人は、あまり無理しないで下さいね。

退職代行サービスというものがあり、連休明けに退職を希望してる人からの依頼が殺到してるようです。本当はばっくれるのは良くない事なのですが、限界まで辿り着いた末でやむを得なかった場合は仕方がないのかな…。
もちろん、ただの甘えや逃げではいけないですけどね。

今の世の中は、一定の条件を満たさないと、どこにも所属できない社会になってきています。しかもその条件も、年齢を重ねるとともに厳しくなっていて、中高年にとって働くことのハードルがだんだん高くなってる気がします。
だから脱落者が増え、引きこもりも増える。
いつから人は、一定の条件を満たさなくなった人たちに冷たい社会になったのだろう。

私が社会人になった当時は、確かにセクハラパワハラが横行してましたが、昔ながらの情は残ってました。弱者にも優しく、格差なんてほとんどなかった記憶があります。
それが、バブルが弾け、リストラで弱者が弾き出された頃から少しずつおかしくなってきたような気がします。

今では、一度道を外れると、並大抵の事がない限り、這い上がるのが難しくなってます。
そして、弱者と呼ばれてる人たちは世の中から弾き出されている。
氷河期世代だったり、リーマン時の派遣切りに遭った人々だったり。これらの人々は、未だに多くが苦しみながら生活してる様子が覗えます。

最近になって、やっと政府が重い腰を上げましたが、時すでに遅し感が。
しかも今、また景気が後退しそうですし、また「絵に描いた餅」になりそうな感じです。
(安倍政権になって、無駄な改革が多いなという気がするのは私だけ?特に「プレミアムフライデー」なんて無駄使い以外何物でもありません)。

令和も、平成と変わらない状況だと思われます。元号が変わったからと言って、働き方が変わるわけではありません。
働き方改革」も、一部の企業では悪影響が出ているようですし(サービス残業や持ち帰りなど)。
仕事量が変わらずに、時間だけ短縮と言われても、何の改革にもなりません。まずは量を減らすか人員を増やすか、なのに。
現状を変えずに、時間だけ減らしていては、しわ寄せが善良な社員にいくのも無理はありません。

連休明け、医療機関や金融機関を始め、かなり激務になることが予想されます。
私の勤務する会社(製造業)も、恐らくしばらくは忙しいでしょう。
一応、連休明けに少しでも対応できるように、なるべく体を怠けさせないようにはしてきたつもりですが、正直自信はありません。
年始のように、少し仕事に余裕があればいいけど、多分いきなり忙しくなりそうな予感ですし。

初めての10連休明け、自分も含めてどうなるのか。
とにかく皆さん、頑張って働きましょう。
そして、連休中働いていた方々、お疲れ様でした。

令和は、皆さんが安心して働ける世の中になりますように。