九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

二極化

先日ブログを書いていて気付いたのですが、最近はあらゆる面で二極化が進んでいるなと言うのを実感しています。

よく話題になってるのが、収入。
年収300万以下と、1000万以上の層が増えていて、あとは横ばいか下がってる。
正社員でも、年収300万以下の層が多い模様。地方では、平均年収が300万円台の自治体が10県存在します(大半が東北、九州地方)。

どうやら平成の間に、日本は東京及びその周辺のみが給与が増え、他は軒並み下がってきたようです。
だから、どんなに景気がいい、とニュースが伝えても、ほとんどの人は「どうせ東京や首都圏だけでしょ」と冷ややかなんです。

私の周りでも、誰一人好景気の恩恵を受けている人はいません。
皆ギリギリの所で生活しています。
つまり、ほとんどの地方では景気の良さを実感していないのではないでしょうか。

ニュースを見ても活気づいてるのは東京だけ。
伝えるのも東京中心。
地方はないがしろにされている。
災害でも、さすがに東日本大震災並みの大きなものは報道するけど(関東も被害あったからね)、他の地域はそこまで熱心に報道しない感じです。
被災した地方の人は、やっとの思いで生活しているのに。

これから、ますます東京と他の地域との差が拡大すると思われます。確かに東京は便利だし、私も観劇でよく訪れます。
多分東京に住んでいたら、毎週のように舞台を観に行ってるきがする。
しかし、地方にいるととてもそれは叶わない。
なので、時々交通費と宿泊費をかけて、遠征に行く事になります。
これ、かなり負担なのです(切実にドラえもんのどこでもドアが欲しいと思うのは、私だけではないはず)。
その中で、最近感じるのが「宿泊施設の二極化」です。

以前は、東京でも人気のエリア以外では土日でも10000円以内で宿泊出来ました。
私は宿泊場所を選ぶ時、そこそこのレベルで、目的地までの交通の便がいい所を選ぶようにしています。
以前は割と見つけやすかったのが、数年前からはその、そこそこホテルが見つからなくなったのです。
大体高級ホテルか、格安のビジネスホテルやカプセルホテルかしかありません。

たまにあっても、至極交通の便が良くなかったりと都合が悪い。
まさかこんなホテル難民になると思ってもみませんでした。
なので最近は、日月など可能な限り平日と休みを合わせて行くようになりました。特に日曜泊はかなり安く済むのでおすすめです。
土曜を避けるとこんなに値段が違うんだ、と実感しています。

これは東京だけではありません。
以前、大阪で定宿にしていたホテルがありました。難波にあったホテルで、とても便利だったし、値段も繁華街の割にお手頃だったのです。ところが、数年前にそこは別のホテルが経営することになり、土日泊だと割高になり、更にそれでも予約が取れない状況になりました。それからは、ホテル難民に。ただ大阪は東京に比べるとまだエリアを選べば比較的安く泊まれますね。

私の地元、石川県の金沢では、今ホテル建設ラッシュです。
有り難いことに、新幹線が開通してから金沢の観光客が激増して、今もコンスタントに訪れているようです。
しかし、それ故にホテルの数が少なくて、更に値段がかなり高くなってしまったようです。
そのためか、ここ数年繁華街を中心ににホテルが増えました。
今は値段はどうなんだろう??
以前県外の友人が金沢を訪れた時、運良く駅前のホテルが取れたけど、かなり高かったようですね。
東京や大阪とは違い、一地方都市の金沢で、同じような宿泊料を取られたらたまったもんじゃないですよね(そう思うのは私だけ??)

あと石川では、温泉地に泊まると言う選択も出来ます。
能登和倉温泉加賀温泉
いずれも名湯揃いの温泉地です。
しかし、こちらでもやはり二極化が進んでいる傾向。
高い宿だと、一泊2万超え。最近では星野リゾート系とかですね。
安い、いわゆる「湯○リゾート」系のリーズナブルな宿や古い民宿。
その間の、手頃な値段の宿がとても減ってますし、その手の宿はすぐに予約で満席となるようです。
それでも割高なホテルに泊まるくらいなら、少し足して温泉旅館に泊まるのもありかもしれません。
金沢市内にも湯涌温泉がありますしね。

さっき九州地方の平均年収が低いと書きましたが、その分九州の宿泊施設は安いなと言う気がします。
有名どころはそうでもないかもしれませんが、そこそこの宿でも1万台で見つけられます。
黒川温泉が有名になる前、GW合間の平日に一度行ったことがあるのですが、素晴らしい宿だったのにも関わらず、値段が2万以下だったのには感動しました。普通時期と質を考えると、3万超えてもおかしくないレベルでしたよ。今は高くなってるかもしれないけどね。

最近九州の温泉宿を探しているのですが、湯布院にしても別府にしても、選べば手頃な宿を見つけることが出来ます。出来れば、このまま手頃であってほしいなと言う気がします。

多分日本の温泉事情にも、二極化が進んでいる気がします。
個人的には、少し贅沢を味わえるレベルの、1万5000円前後の宿が増えて欲しいかな。

何か仕事のブログなのに、話が全く違う方向に行ったぞ。
でも、ずっと書きたかったんです。
普通とかそこそこレベルのものがどんどん減っている今の世の中。
これまでどんなこともわりとその手のものを選んでいた私にとって、二極化は本当に困ります。
やはり安いと安い理由がありますし、高いととても手が出ない。
「安物買いの銭失い」にはなりたくないし、品質のいいものを、少しでも安く手に入れたい。
でも今は、品質のいいものはそれ相応の値段を支払わないと買えないし、安いものはすぐにダメになってしまう。
ここ数年で、洋服の質がとても悪くなりました。
ファストブランドの乱立も原因の一つですが、ユニクロなど値段の割には質のいいブランドもあるので、それだけが理由ではありません。
そこそこのブランドでも、すぐに生地がほつれたり縫製が雑だったりしますし。

恥ずかしい話ですが、昔買ったブランドものを幾つか取っておいてあり、今も時々着ているのですが、やはり品質がいいんですよ。大切に扱えば、長く着られる。
普段着使いなら余裕で着れます。と言っても、定番のシンプルなものに限られますが。

更に食パン🍞も二極化しています。有名な「さが美」のショップが県内にありますが、いつも客でいっぱいです。確かに美味しいけど、わざわざ買いに行くほどではないかな。近所に住む従姉がファンで、たまに我が家にも持ってきてくれます。
このように高級食パンが売れる一方、最近パスコの超熟が物凄く売れてるような気がします(私の近辺だけ?)。スーパーに行くと、超熟の棚だけ空っぽと言う事が多いのです(特に4枚切り)。
週末に食パンを買いに行く事が多いのですが、なるべく朝早い時間帯に行って買うようにしています。
超熟は、大体一袋150円ほど。
他のメーカーのの食パンより少し高めですが、それでも確実に売れているようです。確かに他の食パンよりも美味しい。
これは恐らく、高級食パンはなかなか手が出ないけど、程々の値段で美味しく食パンを食べたいと言う層が多く買うのではないでしょうか。
ちなみに超熟がないときは、本仕込を買います。某有名メーカーの食パン(カタカナ4文字の)は買わないですね。あと、プライベートブランドの格安食パンも買わない。
超熟がこの先、値段を上げるどうかかは分からないですが、出来れば200円までに留まって欲しいですね。

うーん、ますます脱線してしまった💧
しかしこの先、ますますその傾向が強くなってきそうですね。
裕福な都会人はリッチに人生を楽しみ、そうでない人々は汗水流して働いて、それでも生活するのに精一杯で、とても人生を楽しむ余裕がない。
後者の層がだんだん増えてきて、今に「1億人下流生活」になるのかな。そうなるのも時間の問題かも。
だって、肝心の政治家さんたちに全く危機感が感じられないんですもの。
なので国民にも危機感を感じる意識が薄く、気が付いたときには総倒れになりそうで怖い(現になりつつある?)。
で、生き残るのは、ちゃんと危機を感じて、対策を立てた僅かな善良な人だけ。果たしてこの層がどの位いるのだろう??
私もせめて、世間の情勢位は把握しておきたいです。あと、無駄な情報に流されないようにしたいです。
自分で出来ることは、ちゃんとしないとね。
あと、政治家は信用できないけど、これを決めてるのは国民なので、その辺はちゃんと見極めようね。最低限選挙は行こうね。
行かないのなら、文句は言う権利ないよ。だって選ぶ権利を放棄しているのだから。