九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

ハロワ

就職氷河期世代限定の求人認める
09月01日 06時35分

いわゆる「就職氷河期」世代の正規雇用を増やすため、厚生労働省は、企業が求人を出す際に年齢制限を設けることを禁じた法律の運用を緩和し、ハローワークに限って、この世代に限定した求人を認めることになりました。

就職氷河期」世代は、バブル崩壊後、新卒の就職が特に厳しかった時期に社会に出た30代半ばから40代半ばの人たちで、政府はことし6月、この世代の正規雇用を3年間で30万人増やす方針を示しています。
これを踏まえ、厚生労働省は、企業が求人や採用を行う際に年齢制限を設けることを禁じた法律の運用を緩和し、ハローワークに限って、この世代に限定した求人を認めることになりました。
具体的には、この1年間、正社員としての雇用がない人や非正規雇用の経験が多く安定した就労の機会が乏しい人などを採用することを前提に、求人票に対象の年齢を35歳から54歳までと記載することができます。
一方で、求人には雇用の期間を設けず、同じ職での経験を条件としないこととしています。
厚生労働省は、全国のハローワークに「就職氷河期」世代のための専門の窓口も設置する方針で、今後、就労支援に力を入れることにしています。

昨日に引き続き、このような記事を見つけました。
今回は、ハロワでの求人でいわゆる氷河期世代に限って年齢制限が出来ると言うものです。

恐らく、仕事探しをしている人の多くが、ハロワにお世話になっていると思います。少なくとも、求人の限られる地方では、1番見つけやすい手段ではないでしょうか。
私も求職中よくお世話になりました。

確かに、ハロワではかなりの求人広告を見かけます。しかし…ご存じの方も多いと思いますが、ハロワの求人は、優良な求人は少ないです。どちらかというと、ブラック臭のする求人が多い気がします。

果たして、思惑通りハロワでの就労支援がうまくいくでしょうか。
私は決してそうは思えません。
元々ハロワは、中高年に冷たいですし、期待を持てないんですよ。
しかも、氷河期世代が求める優良求人に限って言うと、そんなにない気がします。
多分、ブラックと言うほどではないけど、正規雇用の求人としては決していいとは言えないものが多いような。

ハロワの求人は、結構事実とは異なったものも多いです。
私も何度か騙されました。
そこをうまく見極めないと、いくら正規の求人とは言え、下手すると非正規の頃よりも条件が落ちることもあり得ます。
ぶっちゃけると、派遣や契約社員などの方がマシな求人を、今でもかなり見られます。

あくまでも、それらの世代に対して求人を認めると言うだけで、それらの職に就けるという保障もありませんし、いい企業に辿り着ける訳でもありません。
無職ならともかく、今の仕事やキャリアを捨ててまで、ハロワの職に賭けるのはあまりにも危険すぎます。

それに、年齢制限が35歳~54歳と幅広いのも気になります。
ここまで幅広いと、やはり若い30代の方が有利になります。
余程のキャリアがない限り、50代を欲しいと思う企業があるとは思えません。経験上、やはり中年層(アラフィフ)は敬遠されます。
まず、思考能力が衰えているため、飲み込みが遅い。その上、過去のプライドに固持しがちで使いづらい。
それに比べると、30代はまだ思考能力もそこまで衰えておらず、先のことを考えても使いやすいのは間違いありません。

もちろん、個人差はありますし、一概には言えません。
でも、同じような仕事の能力がある35歳と54歳のうち、1人を採用するなら、多くの企業は35歳を採ると思います。
唯一例外があるなら、35歳が既婚者で子供を望んでる場合位かな。
いきなり採用したはいいが、即産休というのは避けたいと思うので。

会社としたら、やはり長いこと働いてくれる即戦力が欲しいのです。出来るだけ手間をかけずに、仕事をこなしてくれる社員を求めているのです。
今の氷河期世代で、そのような可能性を秘めた人は多いとは思えますが、いくら能力があっても、そればかりは実際に働いてみないと分かりません。会社や仕事の相性って、能力やキャリア以上にとても大事になります。
そう言う会社にうまく巡り合えるといいのですが。

何か夢も希望もないことばかり書いてごめんなさい。
でも、どうしても可能性としてどうなんだろう、と言う気がして。
ちなみに、私もこの条件に当てはまる1人でありますが、今の所はハロワのお世話になるつもりはないかな。