九転び十起き~転んでもただでは起きないアラフィフ独女の仕事珍道中日記~

大したキャリアもなく、お金持ちでもないのに、とにかく呆れるくらい仕事を転々としている、40代後半女の赤裸々な仕事や転職にまつわる話を綴っていきます(こんな人もいると言うことで💧)。現在は派遣で働いています。

砂漠の中のダイヤを求めて

 バブル崩壊後の1993~2004年ごろに大学や高校を卒業し、不況に直面した「就職氷河期世代」を対象として兵庫県宝塚市が正規職員(3人程度)を募集したところ、全国から1816人が応募、倍率が600倍を超えた。

このような記事を見つけました。
うーん、凄いですね。
全国からそんなに集まるのか。
そして、それだけの人が職を求めているのか。
やっぱりこのような公務員系の職業って人気なんですね。
それと同時に、氷河期世代にとっては超狭き門でもあるのだな、と。

単に正規の職だけを求めるのならたくさんありますが(人手不足の職はたくさんある)、恐らく彼らは、いわゆるデスクワークとか公務員系の仕事に就きたいのでしょうね。何よりも安定してますから。

そう、まさに「安定」ですよね。
それは氷河期世代に限らず、私たちもそう。
それを求めて、誰もが彷徨ってるんですよね。

でも現実は、このようにごく少ない定員に、大量の応募が殺到している。つまり、無いに等しいんですよね。
それこそ砂漠でダイヤを見つけるようなもの。
それでも皆、ダイヤを求めるんだよね。例え無理だと分かっていても、1%でも希望があったら、しがみつく。

果たして、この1816人の中で、選ばれるダイヤはどんな職歴やキャリアの持ち主なのでしょうか。
キャリアも千差万別だと思います。1つの職でコツコツと働いてきた人もいれば、なかなか思うような職に就けずに転々と働いてきた人もいると思います。
これから選考する宝塚市の職員の方も大変だろうな、と思います。
これからこう言う自治体が増えてくれるといいですが、現実は厳しいでしょうね。

最近、すっかり求人情報を見なくなりましたが、ハロワなどの求人でも、人気のあるのはデスクワークのようです。
今、求職率が高くなってますが、その大半はいわゆるサービス業や介護職など、あまり人が集まらない職業で、事務は相変わらず狭き門になっているようです。
宝塚市ほどではないにしろ、求人倍率はかなり高い模様。例えるなら、東京ドームでダイヤを探す位でしょうか??
相変わらず職業格差は大きいようですね。

まだまだ働く人に対する環境は厳しいまま。10月からは消費税も増えて、更に厳しくなるでしょう。
給料も2%増えるといいのにね。

最近、書くネタがないのと、私自身の仕事が少し忙しくなってきたのとで(大変だけど、有難い)、すっかりご無沙汰してしまいました。間もなく、今の会社で働いて2年になります。どうやら、直接雇用はもう少し先になりそうです。
それまでは、コツコツと働くしかありません。頑張るぞー👊